ハウスキーパーはSっ気同級生の豪邸で…
「会いたいとは朝香はいわないんですか?」
「いわないわね、バレーに必死だったからそんな事忘れてたんじゃないかしら、あの子も自分が付き合うことになって色々考えるようになったのね、宇佐美くんも別れた経験あると思うけど朝香は恋愛初心者だからまあゆっくり見守ってあげてほしいわ」
「はい、わかりました」
「久しぶりにお父さんの事思いだしたのね、全く困った子だわ」
「いえ、話せてよかったです、朝香は話してくれなかったと思います、勝ち気ですよね(笑)」
「そうね」
ノックの音がする
「手術終わりました、お母様は先生からお話がありますのでこちらへ」
「はい、お願いね」
「はい」
朝香はストレッチャーで病室に戻ってきてベッドにうつされる
「朝香お帰り」
「響也、来てくれてたの?」
「俺、ちゃんといたよ、手術の間お母さんと話したよ、お父さんの事も聞いた」
「ごめんなさい…」
朝香は泣き出す
響也はティッシュで涙をふいてあげる
「私、響也に失礼な態度とった、もう私の事なんて……」
「なんで?そんなことないよ、俺のほうこそ仕事が最初の予定と違ってきてて忙しかったんだ、ごめんな」
「でも、やっぱり私すぐ帰っちゃうしわがまますぎる」
「ちゃんと話してくれな」
朝香の母が戻ってくる
「あら、すごい泣き顔」
「お母さん」
「これからの予定を聞いてきたのよ、リハビリだけになったら放課後通うようにしていいらしいから9月半ばくらいから学校いけそうね」
「じゃあ体育祭終わってくらいに行けるようにリハビリ頑張る」
「今日は麻酔で熱が出るかもしれないらしいからお母さん泊まるわ、一度帰って明日仕事直接行けるように準備してくるから宇佐美くん、お願いね」
「はい」
病室に二人になる
「みんなにメッセージ送って、手が使えないから」
朝香は点滴中だった
「わかった、写真も送ろうぜ」
「えー泣いたのに」
「泣いて化粧がくずれたわけでもないんだしいいじゃん、ほら撮るよ」
響也が写真と無事手術が終わったことをグループに送った
みんなから次々に返信が入ってくる
「また泣く~」
「だって」
「もう一度言っていいか?」
「何を?」
「朝香には俺がついてる、離れたりしないから、それに側にいてほしいのは俺のほうだから、なっ」
「ありがとう、うん側にいてね、そして可愛い響也を沢山見せてね」
響也は照れた
「可愛いって……格好いいって言ってくれよな」
「(笑)そういう照れるとことかだよ」
「俺、朝香には頭あがんねえわ」