ハウスキーパーはSっ気同級生の豪邸で…
あと一週間で退院すること、しばらくは自宅で普段の生活に慣れること、登校予定は体育祭終わってからの9月20日となった
行き帰りは響也が送り迎えをしてくれる、帰りには一緒に病院へリハビリに、歩くときやしばらく立つ時間が長い時は必ず装具をつけること、御礼にリハビリの帰りは響也の夕食を作ることに決めた
そしてあっという間に9月20日
響也は幹太に電話する
「今から朝香の家でる、20分くらいかな」
「了解」
「朝香、行くぞ」
「はーい、おはよ」
「ん、腕組む?」
「歩けるよ」
「俺が組んで欲しいの」
「はい」
二人で少し早めに登校する
「緊張する」
「なんで?夏休みあったからそうでもないだろ」
「でも、まだ動けないし」
「前から動けなかっただろ(笑)」
「ひどーい」
「響也、スカートで足みえちゃうけど一緒にいて恥ずかしくない?」
「装具が?」
「うん」
「全然、こうやって朝香と歩けるほうが嬉しいよ」
「ありがと、これからしばらく迷惑かけるけど」
「迷惑じゃないって、またマイナス思考出てるぜ」
「うん、そうだ前向きに(笑)」
「俺はもっとひっついて欲しいけどな」
「もう、身体預けて歩いたらリハビリにならない」
校門につく
まだ残暑で暑い
朝香はタオルで汗を拭く
「階段ゆっくりな」
少し早めにでたがさすがに学校近くには生徒が登校していた
朝香の装具のついた足をやはり見ていく
響也は軽く頬にキスする
「行こう」
教室の前
「ドアがしまってる」
「だな、開けろよ」
朝香は教室のドアを開ける
「えっ、みんな」
全員揃っていた
千波が声かける
「朝香、お帰りー」
みんな一斉に
「お帰りー」
声がかかる
廊下までその声は響いた
「みんな……」
千尋が代表で花束渡す
「おはよ、朝香、これみんなから、退院した後だけどお見舞いと快気祝いということで」
花が渡される
朝香泣きながら響也に抱きつく
「おい、そんなに俺に抱いて欲しいのか?」
「違う、力が抜けて」
幹太が教卓を動かして椅子をおく
「朝香、響也見ずにこっちみて」
黒板に朝香お帰りの文字が書いてあった
「ありがとうみんな、嬉しい」
「座って、みんなで写真とろうぜ」
「あっ、体育祭、学年一位だったの?」
「そう、朝香がきてからみんなで写真とろうぜってことで」
朝香椅子に座る、その回りにみんな並ぶ
幹太が友達を連れてきて携帯で写真とってもらう
「はい、とりまーす」
「一年?」
「二組ー」
みんなピースサインでにーっと笑う