君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~
紗奈side



あれから私は、
精神科に通いながら
落ちつくまで悠斗の家にいる。

仕事はまだ復帰できていない。

まだどこか怖くて。


悠斗とは話しはしたけど
ちゃんと向き合って話しはできてなくて。

悠斗も無理に聞こうとはしてこない。
功くんじゃないのに
時々悠斗に触れられて
身体がビクッとする時があるのに

それでも悠斗は
優しく私に寄り添ってくれてる。


夜。
悠斗の好きなオムライスを作って待っていたら
悠斗が帰ってきた。

いつも私のご飯をみて
“美味しそう”
って喜んでくれる。
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