君との恋愛物語~私の溺愛彼氏~
「鍵···?」
不思議そうな私をみて悠斗は
ふと微笑み
「ん。新しい家のな」

その言葉は···
「同棲··?」

私がそう話すと悠斗は
“うん”
と頷く。

「なんで?だってお金貯めてそれからっ··」

悠斗が1人で準備してくれたの?

「本当は紗奈と色々ゆっくり話したりして決めたかったけど。···紗奈にあんなことあってさ。めちゃくちゃ怖かったんだ。紗奈をもう失いなくねぇし。···ごめんな、完全に俺のわがままだよな。紗奈のタイミングだってあるし、まだ紗奈本調子じゃねぇのに··」

そんなこと···

気づいたら私はまた泣いてた。

「紗奈··?わりぃ、嫌なら断っても」

「ちがっ···。嬉しいの。どうしてここまでしてくれるの?今日の旅行だって全部悠斗が準備してくれたし··」

お金だってけして安くないのに。
今日の旅行だって、私も払おうとしたら
もう支払い終わってるからって
悠斗は受け取ってくれなかった。
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