無愛想な同期の甘やかな恋情
私の中で眠っていた熱情が湧き上がってくる。
「嬉しかったの。すごく」
私は、穂高君の上着の裾をぎゅっと掴んだ。
「冴島」
「私の最初の企画を一緒に創ってくれたのが、穂高君で本当によかった。心から、そう思えたの」
穂高君は瞬きもせず、私を呆然と見つめている。
私は、彼の上着が皺になってしまいそうなほど、手に力を込めた。
「私ね。失恋したのに、穂高君のこと思い出してた。そしたら、傷つくどころか、きゅんとしてドキドキして……」
「しっ」
言い募る私の唇の前に、穂高君が人差し指を立てた。
静かに制され、喉まで出かかった言葉をのみ込む私を、彼が鋭い瞳で射貫く。
「それを俺に言ったらどうなるか……覚悟はある?」
彼はやや硬い表情で、静かに探りかけてくる。
「お前の俺への好意は、まだ恋じゃない。それでも、俺は気遣う余裕もない。……もう遠慮できなくなる」
彼は人差し指を引っ込め、躊躇いがちに私の頬を触れた。
優しい感触にピクッと震える私の反応を、一から十まで観察して、ゆっくり唇を動かす。
「冴島の傷心に、付け込むよ」
穂高君の、決意がこもった低い声に、私の心が揺さぶられた。
胸が震え、疼くように拍動したのを皮切りに、ドキドキと急激に加速していく。
「嬉しかったの。すごく」
私は、穂高君の上着の裾をぎゅっと掴んだ。
「冴島」
「私の最初の企画を一緒に創ってくれたのが、穂高君で本当によかった。心から、そう思えたの」
穂高君は瞬きもせず、私を呆然と見つめている。
私は、彼の上着が皺になってしまいそうなほど、手に力を込めた。
「私ね。失恋したのに、穂高君のこと思い出してた。そしたら、傷つくどころか、きゅんとしてドキドキして……」
「しっ」
言い募る私の唇の前に、穂高君が人差し指を立てた。
静かに制され、喉まで出かかった言葉をのみ込む私を、彼が鋭い瞳で射貫く。
「それを俺に言ったらどうなるか……覚悟はある?」
彼はやや硬い表情で、静かに探りかけてくる。
「お前の俺への好意は、まだ恋じゃない。それでも、俺は気遣う余裕もない。……もう遠慮できなくなる」
彼は人差し指を引っ込め、躊躇いがちに私の頬を触れた。
優しい感触にピクッと震える私の反応を、一から十まで観察して、ゆっくり唇を動かす。
「冴島の傷心に、付け込むよ」
穂高君の、決意がこもった低い声に、私の心が揺さぶられた。
胸が震え、疼くように拍動したのを皮切りに、ドキドキと急激に加速していく。