無愛想な同期の甘やかな恋情
左手で器用にスコープを調節しながら、ほとんど目を離すことなく、右側に置いたレポート用紙に走り書きをする。
そんな姿にドキッとしながら、私は足音を忍ばせ、彼の後ろに立った。
無意識に胸元を握りしめ、穂高君の右の手元を見下ろす。
そして、彼の手による、男の人のわりに繊細で綺麗な走り書きの文字を見つけて、なにか込み上げるもので胸がいっぱいになった。
『間中』という署名一つで、あのメールの送り主が間中さんだと信じて、疑ったことがなかった。
穂高君の直筆の文字を見る機会は、確かにそう多くはなかったけど、私はどうして今まで気付けなかったんだろう。
今、私が見つけた穂高君の文字は、確かにあの手書きのメッセージと同じ筆跡だ。
それをこの目で確認して、すべてを確信した途端、私は感極まってしまい……。
「っ……穂高君!」
「っ!? うぐっ……!?」
名を呼びながら、白衣の背中に飛びつくように抱きついてしまった。
無防備なところに、いきなり襲撃を受けた形の穂高君は、激しくビクッと震えた。
「っ、なっ……!?」
ギョッとしたように声をあげて、肩越しに勢いよく振り返ってくる。
「み……く!? って、おまっ……なんだよ、いきなり!」
さすがに驚きを隠せないのか、心拍が上がったような表情だ。
そんな姿にドキッとしながら、私は足音を忍ばせ、彼の後ろに立った。
無意識に胸元を握りしめ、穂高君の右の手元を見下ろす。
そして、彼の手による、男の人のわりに繊細で綺麗な走り書きの文字を見つけて、なにか込み上げるもので胸がいっぱいになった。
『間中』という署名一つで、あのメールの送り主が間中さんだと信じて、疑ったことがなかった。
穂高君の直筆の文字を見る機会は、確かにそう多くはなかったけど、私はどうして今まで気付けなかったんだろう。
今、私が見つけた穂高君の文字は、確かにあの手書きのメッセージと同じ筆跡だ。
それをこの目で確認して、すべてを確信した途端、私は感極まってしまい……。
「っ……穂高君!」
「っ!? うぐっ……!?」
名を呼びながら、白衣の背中に飛びつくように抱きついてしまった。
無防備なところに、いきなり襲撃を受けた形の穂高君は、激しくビクッと震えた。
「っ、なっ……!?」
ギョッとしたように声をあげて、肩越しに勢いよく振り返ってくる。
「み……く!? って、おまっ……なんだよ、いきなり!」
さすがに驚きを隠せないのか、心拍が上がったような表情だ。