無愛想な同期の甘やかな恋情
「今日、間中さんと堀田さんから、全部説明を受けた。……古谷さんの企画のこと」
「……え?」
穂高君が目を瞠り、喉に引っかかったような声で聞き返してくる。
「私……あの時カッとしちゃって、冷静になれなくてごめんなさい。穂高君を疑って……信じられないなんて言って、ごめんなさい」
一気に捲し立てるように言って、勢いよく頭を下げた。
「ごめん……ごめんね、穂高く……」
「謝らなくていいから。確かに俺は、『AQUA SILK』以外の企画をお前に挙げてほしくなかったし、あの状況じゃ、信じられなくても、仕方がない」
穂高君が、私の謝罪を静かに遮った。
「美紅。頭、上げろ」
促され、私もおずおずと頭を上げる。
穂高君をジッと見つめる私を、彼は顎を上げて見上げていた。
思い切って、一歩前に踏み出す。
穂高君が、私の両手を取って、ギュッと握りしめた。
私は、一度ゴクッと喉を鳴らしてから――。
「どうして。どうして、自分で否定しなかったの」
穂高君は、男らしい喉仏を上下させただけで、黙っている。
「……どうして、『お前の魔法使いは俺だ』って、今までずっと言ってくれなかったの」
答えてくれない彼に焦れて、私は別の聞き方で畳みかけた。
それには、穂高君もグッと声をのんで反応を見せる。
手を離し、顔を背けてしまう彼を止めようとして。
「……え?」
穂高君が目を瞠り、喉に引っかかったような声で聞き返してくる。
「私……あの時カッとしちゃって、冷静になれなくてごめんなさい。穂高君を疑って……信じられないなんて言って、ごめんなさい」
一気に捲し立てるように言って、勢いよく頭を下げた。
「ごめん……ごめんね、穂高く……」
「謝らなくていいから。確かに俺は、『AQUA SILK』以外の企画をお前に挙げてほしくなかったし、あの状況じゃ、信じられなくても、仕方がない」
穂高君が、私の謝罪を静かに遮った。
「美紅。頭、上げろ」
促され、私もおずおずと頭を上げる。
穂高君をジッと見つめる私を、彼は顎を上げて見上げていた。
思い切って、一歩前に踏み出す。
穂高君が、私の両手を取って、ギュッと握りしめた。
私は、一度ゴクッと喉を鳴らしてから――。
「どうして。どうして、自分で否定しなかったの」
穂高君は、男らしい喉仏を上下させただけで、黙っている。
「……どうして、『お前の魔法使いは俺だ』って、今までずっと言ってくれなかったの」
答えてくれない彼に焦れて、私は別の聞き方で畳みかけた。
それには、穂高君もグッと声をのんで反応を見せる。
手を離し、顔を背けてしまう彼を止めようとして。