ノンフィクションにご注意を
私の話にいちいちデカイリアクションを返して来る暁深は、芸人さんにでもなれそうだ。


「マジか…まさかこんな展開になるとわねぇ……」


「でもイケメンクラスメイトと義理の兄妹になるなんて、まるで少女マンガみたいだね!ステキ♪」


ハァ~~…と何かに感心する様な態度の暁深の隣で、ららはポワポワとハートを飛ばしていた。


ららはゲームやアニメにはあまり興味無いけど少女マンガ大好きだから、今私たちがいる彼女の自室の本棚にも少女マンガのコミックスがたくさん。


「で、私とお母さん許斐君の家に引っ越すことになったから」


「「えっ!?」」
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