魔法の鍵と隻眼の姫
お仕置きと言いながら一瞬のキスだけで勝ち誇ったような顔をされて、正直、物足りない。
「どこがお仕置きなの?」
「あん?今のはお仕置きじゃねえぞ」
「じゃあお仕置きってなに?」
つまんなそうに突き出た唇がさくらんぼみたいでつい笑ってしまったラミンにミレイアはますます不機嫌になってプイとそっぽを向いた。
「なんだ?そんなにお仕置きして欲しかったのか?」
「そ、そんなんじゃないから!」
ついムキになってしまうミレイアにクツクツ笑いラミンはそっぽを向く顔を自分に向けさせた。
「物足りないって顔してたくせに」
「むっ…ん…」
文句を言おうとする口を塞がれ、息もつけないほど激しいキスに堪らず開いた口から舌を探し当てられ口内に甘い刺激が広がる。
ゾクゾクと背中から涌き出る感じが堪らなくて力が抜けたミレイアをラミンはゆっくりと押し倒した。
一旦離れたラミンが愛しそうに見つめてきてミレイアは怒る気も失せ、幸せに満ち溢れて胸が熱くなる。
上気する頬、綺麗な紫の目がラミンを映し出し艶めく唇が弧を描く。
そっと溢れる白銀の髪に触れた。
「そんな顔されたら止まらない…」
「そんな顔って…?」
見下ろしてくるラミンのブルーグリーンの瞳に見入られて目が離せないでいると、眩しいものでも見るように目を細めたラミンはゆっくりとミレイアの髪を撫で近付いた。
目覚めてから時折少し大人びた表情をするようになったミレイアにドキリとしながら月日が経ったことを思い知らされる。
ラミンは今こうやって触れられる事が何よりも幸せで自分の心を満たしてくれるミレイアが愛しくて堪らない。
「愛して、愛でて、いくら触れても物足りない…」
切なく自分を求めてくれるラミンが嬉しくて微笑みかけると熱い吐息が唇を掠めゆっくりと目を閉じた…。
コンコン
ノックの音が聞こえ唇が触れる寸前でぴたりと止まったラミン。
「ラミン様、国王様がお呼びです」
ドアの向こうでメイドの声がする。
はあ~っと盛大にため息をついたラミンは分かったと返事をして起き上がり髪をわしゃわしゃとかき乱した。
「ちっ、時間切れか」
「ラミン?」
起き上がろうとするミレイアをラミンは再び押し倒した。
「どこがお仕置きなの?」
「あん?今のはお仕置きじゃねえぞ」
「じゃあお仕置きってなに?」
つまんなそうに突き出た唇がさくらんぼみたいでつい笑ってしまったラミンにミレイアはますます不機嫌になってプイとそっぽを向いた。
「なんだ?そんなにお仕置きして欲しかったのか?」
「そ、そんなんじゃないから!」
ついムキになってしまうミレイアにクツクツ笑いラミンはそっぽを向く顔を自分に向けさせた。
「物足りないって顔してたくせに」
「むっ…ん…」
文句を言おうとする口を塞がれ、息もつけないほど激しいキスに堪らず開いた口から舌を探し当てられ口内に甘い刺激が広がる。
ゾクゾクと背中から涌き出る感じが堪らなくて力が抜けたミレイアをラミンはゆっくりと押し倒した。
一旦離れたラミンが愛しそうに見つめてきてミレイアは怒る気も失せ、幸せに満ち溢れて胸が熱くなる。
上気する頬、綺麗な紫の目がラミンを映し出し艶めく唇が弧を描く。
そっと溢れる白銀の髪に触れた。
「そんな顔されたら止まらない…」
「そんな顔って…?」
見下ろしてくるラミンのブルーグリーンの瞳に見入られて目が離せないでいると、眩しいものでも見るように目を細めたラミンはゆっくりとミレイアの髪を撫で近付いた。
目覚めてから時折少し大人びた表情をするようになったミレイアにドキリとしながら月日が経ったことを思い知らされる。
ラミンは今こうやって触れられる事が何よりも幸せで自分の心を満たしてくれるミレイアが愛しくて堪らない。
「愛して、愛でて、いくら触れても物足りない…」
切なく自分を求めてくれるラミンが嬉しくて微笑みかけると熱い吐息が唇を掠めゆっくりと目を閉じた…。
コンコン
ノックの音が聞こえ唇が触れる寸前でぴたりと止まったラミン。
「ラミン様、国王様がお呼びです」
ドアの向こうでメイドの声がする。
はあ~っと盛大にため息をついたラミンは分かったと返事をして起き上がり髪をわしゃわしゃとかき乱した。
「ちっ、時間切れか」
「ラミン?」
起き上がろうとするミレイアをラミンは再び押し倒した。