魔法の鍵と隻眼の姫
「おい!」
ラミンが声を掛けるがそれを振り切り行ってしまったミレイアにチッと舌打ちするラミン。
せめて部屋に入るまで付いて行きたいがアマンダが離してくれず追うことも出来ない。
「行ったわね。心配する事無いわ。あたし達も行きましょ」
うって代わり上機嫌のアマンダは鍵をもらうとラミンを自分の部屋に引き込んだ。
「二人きりになるのも久しぶりね?時々ラミンの事思い出しては今頃どうしてるだろうって思ってたのよ?」
ラミンの首に腕を巻き上目遣いで言い寄るアマンダ。
「…ああ、俺もたまに思い出してたよ」
「ふふ!嬉しい。やっぱりあたし達って相性いいのかもね?これからずっと一緒ね」
懐かしむ様子もなくミレイアの事が気掛かりで上の空で返事をするラミンにアマンダは唇を寄せた。
突っ立ったまま目も閉じる事なく受け入れたラミン。
やはり心此処に在らずだ。
「ねえ、あの娘のお守りも大変でしょ?あたしが労ってあげるから、ちゃんとあたしを見て」
キスの合間に切ない顔で訴えるアマンダ。
アマンダとは付き合いのある女の中の一人に過ぎないが会う度に情を交わしてきた仲だ。
好きだとも思う。
据え膳食わぬは…とも言うし…。
ミレイアはノニが結界を張ってるだろうし一人で何処かに行くこともないだろう。
大丈夫だと頭を切り替えたラミンはアマンダを抱き上げベッドになだれ込んだ。
やっとやる気が出たわねとアマンダはニンマリ。
しかし上着を脱ぎ捨て上半身を晒したラミンにアマンダは驚いた。
「ラミン、アザが……」
「え?」
凝視するアマンダの目線をたどり自分の体を見たラミンも驚いた。
「アザが大きくなってる?」
胸から肩にかけてあったアザが二の腕に巻き付くように広がっていた。
胸の下の方にも脇腹にかけて伸びており太くなったように思う。
「なんか蛇に巻き付かれてるみたいね?」
前に見たときはこんなに大きくなかったと目を見開くアマンダの声が遠くに聞こえるようだ。
今朝はこんな大きくなってなかった。
原因としてはやはり祠の一件か…。
自分の体が熱く燃え上がるのを思い出し難しい顔をして考え込んだラミンにアマンダがそっと痣に触れ声をかける。
「痛みはあるの?」
「いいや…」
首を振るラミンに起き上がり抱きついた。
「じゃあ大丈夫ね。ラミン、気にしても仕方ないわ。今はあたしの事だけ考えて」
ね?とまたキスをせがむアマンダに釣られるようにキスで答えるラミン。
一瞬ミレイアは大丈夫だろうか?と頭を過ぎったが、謎だらけだった祠の事を思い出すとむしゃくしゃしてそれをぶつけるようにアマンダをかき抱いた。
ラミンが声を掛けるがそれを振り切り行ってしまったミレイアにチッと舌打ちするラミン。
せめて部屋に入るまで付いて行きたいがアマンダが離してくれず追うことも出来ない。
「行ったわね。心配する事無いわ。あたし達も行きましょ」
うって代わり上機嫌のアマンダは鍵をもらうとラミンを自分の部屋に引き込んだ。
「二人きりになるのも久しぶりね?時々ラミンの事思い出しては今頃どうしてるだろうって思ってたのよ?」
ラミンの首に腕を巻き上目遣いで言い寄るアマンダ。
「…ああ、俺もたまに思い出してたよ」
「ふふ!嬉しい。やっぱりあたし達って相性いいのかもね?これからずっと一緒ね」
懐かしむ様子もなくミレイアの事が気掛かりで上の空で返事をするラミンにアマンダは唇を寄せた。
突っ立ったまま目も閉じる事なく受け入れたラミン。
やはり心此処に在らずだ。
「ねえ、あの娘のお守りも大変でしょ?あたしが労ってあげるから、ちゃんとあたしを見て」
キスの合間に切ない顔で訴えるアマンダ。
アマンダとは付き合いのある女の中の一人に過ぎないが会う度に情を交わしてきた仲だ。
好きだとも思う。
据え膳食わぬは…とも言うし…。
ミレイアはノニが結界を張ってるだろうし一人で何処かに行くこともないだろう。
大丈夫だと頭を切り替えたラミンはアマンダを抱き上げベッドになだれ込んだ。
やっとやる気が出たわねとアマンダはニンマリ。
しかし上着を脱ぎ捨て上半身を晒したラミンにアマンダは驚いた。
「ラミン、アザが……」
「え?」
凝視するアマンダの目線をたどり自分の体を見たラミンも驚いた。
「アザが大きくなってる?」
胸から肩にかけてあったアザが二の腕に巻き付くように広がっていた。
胸の下の方にも脇腹にかけて伸びており太くなったように思う。
「なんか蛇に巻き付かれてるみたいね?」
前に見たときはこんなに大きくなかったと目を見開くアマンダの声が遠くに聞こえるようだ。
今朝はこんな大きくなってなかった。
原因としてはやはり祠の一件か…。
自分の体が熱く燃え上がるのを思い出し難しい顔をして考え込んだラミンにアマンダがそっと痣に触れ声をかける。
「痛みはあるの?」
「いいや…」
首を振るラミンに起き上がり抱きついた。
「じゃあ大丈夫ね。ラミン、気にしても仕方ないわ。今はあたしの事だけ考えて」
ね?とまたキスをせがむアマンダに釣られるようにキスで答えるラミン。
一瞬ミレイアは大丈夫だろうか?と頭を過ぎったが、謎だらけだった祠の事を思い出すとむしゃくしゃしてそれをぶつけるようにアマンダをかき抱いた。