駆け落ちする電車の中で
「じゃあ大毅、私と一緒にここで死んでくれる?」

「え…」

「だって私を一番愛してるんでしょう?」

「それは…」

「じゃあ一緒に死んでくれるのよね?」

「……」

大毅は黙りこんで私に背を向ける。

ああ、やっぱりだめか。
不倫相手への気持ちなんてそんなものか。



もう、限界ね。

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