☆続☆君色〜キミイロ〜
キミイロ☆2


「電話…だよ?」


「だね。莉緒ちゃん出る?」


「はっ!?なんで私が?」


「奥さんってことにしちゃう…て痛っ!」


莉緒ちゃんはバシッと俺の背中を叩いた。


「早く出なさい。」


なんて言う莉緒ちゃんの耳は真っ赤で…


可愛いな〜もう♪


てか電話に出ないとね。


―ガチャッ


「もしもーし?」


『あっ,ツトム?俺だよ俺!』


「…はい?」


『だから俺だってば!』


…まさか


世に言う,オレオレ詐欺!?


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