白雨の騎士
「あの、アリス様の執務室までご案内します。」
着替え終わってもまだ稽古場の近くをうろうろしていたので、シドが案内することにした。
「すまない。宜しく頼む」
暫く歩いてそろそろ執務室へ着くころ、前からソフィアがやって来た。
「あ、キース様お待ちしておりました。」
ソフィア様のお知り合い?シドはそこまで案内すると一礼をして下がった。
「案内ありがとう。」
キースと呼ばれた男性はシドにお礼を言うと、ソフィアと共に執務室に入って行った。
キース様…。シドは初めて聞く名前だった。
***
「アリス様、キース様がいらっしゃいました。」
「どうぞ」
ソフィアと共にキースはアリスの執務室に入った。