白雨の騎士
毎週火曜日は謁見が行われる。アリスに一目会いに国中や国外から人々が遥々訪れる。
シドはどうにか間に合い、既に到着していたアンナの隣に行った。
「…シド、どうした?」
「すみません、ローズ様を部屋に送っていました」
「そういえば、キース様の用事は済んだのか?」
謁見の間に入ってきた、アルベルトとキースを見てアンナが言った。
「…はい。」
ふと、キースとローズは兄妹である事にシドは気がついた。
2人ともルーズト家の人間だ。
キース様が明日話したいこととは一体何だろう…
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謁見が終わるとアリスはふぅと一息ついた。
部屋に戻ろうと席を立つとシドが後ろに付いた。
先程、楽しそうにローズと何を話していたんだろう。
アリスはそんな事を知りたがっている自分に驚き首を横に振った。