白雨の騎士
謁見の間を後にして、アリスは自室に戻った。
ソファに座ると大きく溜息をついた。
「どうされたのですか、アリス様。大きな溜息をついて。」
紅茶を淹れながらソフィアが問いかけた。
アリスは何も答えずに膝を抱えて顔をうずめた。
ソフィアはポットを置くと、アリスの前に膝をついてそっとアリスの手に自分の手を重ねた。
アリスが顔を上げると、ソフィアがまっすぐな瞳でじっと見つめてきた。
「…想っている事を吐き出してください。言葉にするくらいいいじゃありませんか。」
ソフィアの言葉にアリスの目に涙が浮かんだ。
「……シドの事が、好き。」
初めて言葉に出した。
今まで何度も頭には浮かんだが、いつもすぐに掻き消していた。
言葉にしたら、何故か少しだけ楽になった。
アリスの言葉を聞いてソフィアは優しく微笑んだ。
「どうしよう。ソフィア…」
シドが好き。でも、シドの夢は消したくない。
ソフィアは優しくアリスの背中を撫でた。
ソファに座ると大きく溜息をついた。
「どうされたのですか、アリス様。大きな溜息をついて。」
紅茶を淹れながらソフィアが問いかけた。
アリスは何も答えずに膝を抱えて顔をうずめた。
ソフィアはポットを置くと、アリスの前に膝をついてそっとアリスの手に自分の手を重ねた。
アリスが顔を上げると、ソフィアがまっすぐな瞳でじっと見つめてきた。
「…想っている事を吐き出してください。言葉にするくらいいいじゃありませんか。」
ソフィアの言葉にアリスの目に涙が浮かんだ。
「……シドの事が、好き。」
初めて言葉に出した。
今まで何度も頭には浮かんだが、いつもすぐに掻き消していた。
言葉にしたら、何故か少しだけ楽になった。
アリスの言葉を聞いてソフィアは優しく微笑んだ。
「どうしよう。ソフィア…」
シドが好き。でも、シドの夢は消したくない。
ソフィアは優しくアリスの背中を撫でた。