「Last note」〜特性を持つ者へ3
「…危険数値Aの俺から見れば、池田透はSだ。
つまりお前が俺にした実験が効くとは思えない。」

危険数値Sとゆう事は、俺と同等のはずだ。
それを聞くと烏丸は左手で男を突き飛ばした。

「もしそうなら、
透明化前を押さえた方がいいな。」

「えぇ情報くれてよかったわ。帰るで、青山。」

鍵を開け烏丸を檻から出した。
倒れていた男は身を起こしひと言。

「もし捕まえる事が出来たら、
俺の隣の檻に入れて欲しいなぁー!」

そう言って気味悪く笑っていた。


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