僕の1番大切な人
『おはよう』

最高の天気。

この2日間、雨は降らないようだ。

少し風もあって心地良い。

『今日はよろしくお願いします』

『任せて下さい』

姉さんとユウの会話。

自然だ…

『さ、乗って下さい』

僕達は、荷物をトランクに入れ、車に乗り込んだ。

ユウの隣が姉さん…

自然にそうなった。

僕は、後ろ。

少し複雑な思いがした。

僕はまだ免許がない、だから仕方ない。

『じゃあ、出発します』

ユウが、楽しそうに言った。

『はーい、お願いします』

姉さんも、ユウに合わせた。


僕達はこれから、旅行という名のどこに向かって行くんだろうか。




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