思いは海の底に沈む【完】
俺は柊さんのベッドで眠った


久し振りで一緒にいたかった

かといって何もないわけではなく、柊さんにはキスだけ許して後はお預けにした



同じベッドで眠る初めての朝
俺は柊さんの寝顔をぼんやりと眺めていた



「湊、そんなに見つめないでください」

『えー。なんで?柊さんって真面目だから寝てると素直そうな顔をするんだよ
可愛いじゃない』

「あぁ、そうだ。あなたと会ってない間にプレゼントを用意しておきました」

『え?何?』



柊さんは俺にプレゼントをくれた

普通の人なら生まれたら誰でも持ってるものだけど俺には今までそれは許されなかったもの

保険証だ





「まぁ、病気をしたら私が治しますけどね」

『ありがとう!俺、初めて見たよ!緑川さん、見て!性別が女になってるよ!』

「良かったわね」
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