思いは海の底に沈む【完】
駅に着くとショーまで少し時間があった
会場までの道をゆっくり堪能しながら歩いてるとジュエリーショップに目が止まった
『柊さん!キラキラしてる~』
「いや、それはジュエリーですから」
『そういえば、乙羽さんの作ったジュエリーも魅力的だったよね』
「欲しいんですか?」
『いやいや、そんなわけないって!ちょっと気になっただけじゃん』
柊さんは店に入って行った
俺も慌てて追いかける
「湊、時間をかけていいですから好きな物を選びなさい」
『だから柊さん、そんなことしなくていいから。
いつもシルバーアクセばっかだから本当のとこよく分かんないし』
「ではこれをください」
「畏まりました」
『え、え、要らないって言ってるじゃん!』
ちょっと!柊さん、俺の話無視して買ってるし!
柊さんはジュエリーを手に取ると俺の首に手を回す
「…」
『…』
顔が近くてくすぐったいよ
『柊さん、こんなことされたら女の子は喜ぶね』
「そうですか?では、行きましょう」
会場までの道をゆっくり堪能しながら歩いてるとジュエリーショップに目が止まった
『柊さん!キラキラしてる~』
「いや、それはジュエリーですから」
『そういえば、乙羽さんの作ったジュエリーも魅力的だったよね』
「欲しいんですか?」
『いやいや、そんなわけないって!ちょっと気になっただけじゃん』
柊さんは店に入って行った
俺も慌てて追いかける
「湊、時間をかけていいですから好きな物を選びなさい」
『だから柊さん、そんなことしなくていいから。
いつもシルバーアクセばっかだから本当のとこよく分かんないし』
「ではこれをください」
「畏まりました」
『え、え、要らないって言ってるじゃん!』
ちょっと!柊さん、俺の話無視して買ってるし!
柊さんはジュエリーを手に取ると俺の首に手を回す
「…」
『…』
顔が近くてくすぐったいよ
『柊さん、こんなことされたら女の子は喜ぶね』
「そうですか?では、行きましょう」