狼を甘くするためのレシピ〜*
「ああ、ビックリした」
画面を見た紗空は、また仰天する。
「燎さんからです!」
燎(りょう)とは蘭々の同級生で、紗空の恋人である。
「と、とりあえず出て、紗空ちゃん。私のことはいいから」
「はい。すみません」
深呼吸してから電話に出た紗空は、話しながら燎の発言を重複した。蘭々に聞かせるためだ。
「え? これから赤坂のバーに行くんですね? 氷室さんとも待ち合わせていると。私も一緒にどうかと?」
どうしたらいいかと蘭々に必死に目で訴える。
蘭々は小声で訴えた。
「紗空ちゃんも行って!」
紗空は安心したように額いた。
「はい、わかりました! 行きます。それで、直接店に行けばいいですか? 今、買い物をしたところで、えっと……今、燎さんは今どちらに?私は青山ですけど。え!そうですか、じゃあえっと近いのでそちらに行きます。はい」
電話を切った紗空はハァーと大きく息を吐いた。
画面を見た紗空は、また仰天する。
「燎さんからです!」
燎(りょう)とは蘭々の同級生で、紗空の恋人である。
「と、とりあえず出て、紗空ちゃん。私のことはいいから」
「はい。すみません」
深呼吸してから電話に出た紗空は、話しながら燎の発言を重複した。蘭々に聞かせるためだ。
「え? これから赤坂のバーに行くんですね? 氷室さんとも待ち合わせていると。私も一緒にどうかと?」
どうしたらいいかと蘭々に必死に目で訴える。
蘭々は小声で訴えた。
「紗空ちゃんも行って!」
紗空は安心したように額いた。
「はい、わかりました! 行きます。それで、直接店に行けばいいですか? 今、買い物をしたところで、えっと……今、燎さんは今どちらに?私は青山ですけど。え!そうですか、じゃあえっと近いのでそちらに行きます。はい」
電話を切った紗空はハァーと大きく息を吐いた。