狼を甘くするためのレシピ〜*
どうしてその時、自分はそんな行動にでたのか?
そのひとつひとつの出来事から自分の気持ちを確認するように、蘭々はゆっくりと説明した。
「どうしても気になって仕方がなくて、スマートホンを買ったのよ。衣夢には止められたのに」
それから、彼が店に現れたこと。
店で彼が買ったネックレスが気になって、偶然を装い会ったこと。
会ってみたら、やっぱり楽しくて、誘われるまま彼の部屋に泊まったこと。三日も続けて……。
「そこまでは、何も問題もなさそうな素敵な恋ね。で、彼の身元はわかったの?」
「それが私の親友の仁っているでしょ。彼の友人だったわ。IT企業の社長」
「あら、ますます問題なさそうじゃない。それで?」
「彼が五日間出張に行くって言って、その五日後が今日よ。私が友達とランチをしているその店で、彼を見かけたの。
彼は女と一緒だった。そしてその女は、衣夢も見たあのホテルのロビーで見た彼女。多分間違いないと思う」
「あら」
「で、その彼女にネックレスをプレゼントしているところを見た」
「ネックレス?」
「細長いケースに入ったネックレスよ」
そのひとつひとつの出来事から自分の気持ちを確認するように、蘭々はゆっくりと説明した。
「どうしても気になって仕方がなくて、スマートホンを買ったのよ。衣夢には止められたのに」
それから、彼が店に現れたこと。
店で彼が買ったネックレスが気になって、偶然を装い会ったこと。
会ってみたら、やっぱり楽しくて、誘われるまま彼の部屋に泊まったこと。三日も続けて……。
「そこまでは、何も問題もなさそうな素敵な恋ね。で、彼の身元はわかったの?」
「それが私の親友の仁っているでしょ。彼の友人だったわ。IT企業の社長」
「あら、ますます問題なさそうじゃない。それで?」
「彼が五日間出張に行くって言って、その五日後が今日よ。私が友達とランチをしているその店で、彼を見かけたの。
彼は女と一緒だった。そしてその女は、衣夢も見たあのホテルのロビーで見た彼女。多分間違いないと思う」
「あら」
「で、その彼女にネックレスをプレゼントしているところを見た」
「ネックレス?」
「細長いケースに入ったネックレスよ」