狼を甘くするためのレシピ〜*
Vdreamはビルの二階部分にあるが、廊下までは外部の者は入れても、その先のオフィスには社員しか入れない。
入り口の扉に内蔵されているAIのコンピュータの顔認証によって識別されて、自動ドアが開く仕組みになっている。
外部からの客の場合は、中にいる総務部に通知が行き、出迎えたのちオフィスには通さずそのまま廊下に並んでいる会議室へと通すことになっていた。
早出の社員が帰り始めた夕方の五時頃、来客があった。
客は氷室仁。
彼は、取引先でもあり社長源径生の友人でもある
その時、たまたま径生は月子とオフィスの窓辺のテーブルで打ち合わせ中だった。
来客の連絡を受けた径生は『珍しいな、突然来るなんて』と、月子に断り、怪訝そうに立ち上がった。
『どなたですか?』
『仁』
『あら』
月子も仁に挨拶をしたかったので、『コーヒー持っていきますね』と声をかけて席を立ったのである。
入り口の扉に内蔵されているAIのコンピュータの顔認証によって識別されて、自動ドアが開く仕組みになっている。
外部からの客の場合は、中にいる総務部に通知が行き、出迎えたのちオフィスには通さずそのまま廊下に並んでいる会議室へと通すことになっていた。
早出の社員が帰り始めた夕方の五時頃、来客があった。
客は氷室仁。
彼は、取引先でもあり社長源径生の友人でもある
その時、たまたま径生は月子とオフィスの窓辺のテーブルで打ち合わせ中だった。
来客の連絡を受けた径生は『珍しいな、突然来るなんて』と、月子に断り、怪訝そうに立ち上がった。
『どなたですか?』
『仁』
『あら』
月子も仁に挨拶をしたかったので、『コーヒー持っていきますね』と声をかけて席を立ったのである。