狼を甘くするためのレシピ〜*
『三日前ですか……。ああ、ネックレスって取引先からのネックレスはもらいましたけど、それのことでしょうか』
『取引先?』
『ええ、社長は九州に出張していたんですが、そこは取引先のアパレルのイベンドがあったんです。
そちらの女性社長と私が親しいものですから、そのイベントで上客に配ったというネックレスを私にもくださって、社長が預かってきてくれたんですよ』
月子の説明を聞くと、氷室仁は絶句するように固まった。
しばらくして、フッと笑うと月子にこう言ったのである。
『ありがとう、大変申し訳ないけど、コーヒーをいれてきてくれるかな。ちょっと社長とふたりきりで話がしたいんだ』
森はタオルを社長に渡すとすぐに会議室を出ていったし、次に月子がコーヒーを持って入った時は、ふたりは笑い合っていた。
なので、その間にどんな会話があったのかはわからない。
月子は蚊帳の外になっていた。
『取引先?』
『ええ、社長は九州に出張していたんですが、そこは取引先のアパレルのイベンドがあったんです。
そちらの女性社長と私が親しいものですから、そのイベントで上客に配ったというネックレスを私にもくださって、社長が預かってきてくれたんですよ』
月子の説明を聞くと、氷室仁は絶句するように固まった。
しばらくして、フッと笑うと月子にこう言ったのである。
『ありがとう、大変申し訳ないけど、コーヒーをいれてきてくれるかな。ちょっと社長とふたりきりで話がしたいんだ』
森はタオルを社長に渡すとすぐに会議室を出ていったし、次に月子がコーヒーを持って入った時は、ふたりは笑い合っていた。
なので、その間にどんな会話があったのかはわからない。
月子は蚊帳の外になっていた。