グリーンピアト物語~地底の皇女と地上の皇子~
無事にティミスとジュリアルから承諾を得たマロンディスは、ランフルクにも報告するために別荘へと向かった。
別荘へ到着すると、ランフルクが待っていた。
マロンディス達がやってくると、ランフルクはとても大喜びで、ジックニーを抱き上げた。
「ジックニー。なんだか随分会ってなかったようだよ」
ジックニーに頬ずりするランフルクは、すっかりお爺ちゃんの顔をしている。
「父さん、やっとシルビアを連れてくることができたよ
ジックニーを抱っこしたまま、ランフルクはシルビアを見た。
ランフルクはシルビアと会うのは、初めてになる。
「初めまして、シルビアさん。マロンディスの父ランフルクです」
ランフルクが挨拶をすると、シルビアは会釈をした。
「ご挨拶が遅くなって、申し訳ございません。シルビアです」
「いいえ。想像していた以上に、素敵な人でビックリしました」
相変わらずの爽やかなランフルク。
「さっ、中へどうぞ」
リビングに来ると、マロンディスはさっそくティミスから地底へ行くことを承諾してもらったことを話した。
「そうか、良かったね、無事に承諾してもらって」
「うん。でもごめん、父さんの期待に応える事が出来なくて」
「別に構わないよ。でも、お前が地底に行くなら・・・僕も一緒に行くよ」
「え? 父さんも? 」
「ああ」
シルビアとジックニーは、目をパチクリさせて驚いている。