グリーンピアト物語~地底の皇女と地上の皇子~
「実は先日、シルビアさんのお母様ミネバさんがここに尋ねて来られてね」
「え? 母がここに? 」
「うん。娘がご迷惑をおかけしてって、謝りに来てくれたんだけど。本当は、シルビアさんとジックニーが心配で来たようだったよ。ジックニーは、黙って出てきてしまったようだし」
ジックニーはバツの悪そうな顔をしている。
「初めはちょっと、怖い顔をしていたけど。ちゃんと分かってくれて、帰る時は笑顔を見せてくれたよ」
「そうでしたか。母はずっと、あまり笑顔を見せてくれませんでした」
「1人で一国を守る事は、想像一上に大変だよ。僕も、この国を1人で守っていた時があるから、良く分るんだ。だから、これからは僕も一緒にミネバさんと地底を守る事にしたよ」
え?
いつのまに?
マロンディスは驚いて、茫然とした目をしてランフルクを見つめた。
「ん? そんなに驚かないでよ。僕は、持っている力を誰かのために役立てれたらって思うし。この屋敷に1人でいるのはもう嫌だって思ったんだ」
「じゃあ、この屋敷はどうするの? 」
「ここは、ティミスのお父さんジャディスさんに渡すことにするよ。ジャディスさんには、支えてくれる人が居るんだろう? 」
「そうだけど。ここには、いろんな思い出が詰まっているのに。いいの? 」
「ここを譲ったからと言って、思い出が消えるわけじゃない。もう、アドーヌの魂も次のステージに行っているから、ここにはいないよ。それに、地底は魂を弔う場所だ。僕にはぴったりな場所だから」
「そっか。父さんも一緒に来てくれるなら、俺も安心だよ」
ジックニーはランフルクにギュッと抱きついた。
「お爺ちゃん、有難う一緒に来てくれて」
抱き着くジックニーの頭を、嬉しそうに撫でるランフルク。
「え? 母がここに? 」
「うん。娘がご迷惑をおかけしてって、謝りに来てくれたんだけど。本当は、シルビアさんとジックニーが心配で来たようだったよ。ジックニーは、黙って出てきてしまったようだし」
ジックニーはバツの悪そうな顔をしている。
「初めはちょっと、怖い顔をしていたけど。ちゃんと分かってくれて、帰る時は笑顔を見せてくれたよ」
「そうでしたか。母はずっと、あまり笑顔を見せてくれませんでした」
「1人で一国を守る事は、想像一上に大変だよ。僕も、この国を1人で守っていた時があるから、良く分るんだ。だから、これからは僕も一緒にミネバさんと地底を守る事にしたよ」
え?
いつのまに?
マロンディスは驚いて、茫然とした目をしてランフルクを見つめた。
「ん? そんなに驚かないでよ。僕は、持っている力を誰かのために役立てれたらって思うし。この屋敷に1人でいるのはもう嫌だって思ったんだ」
「じゃあ、この屋敷はどうするの? 」
「ここは、ティミスのお父さんジャディスさんに渡すことにするよ。ジャディスさんには、支えてくれる人が居るんだろう? 」
「そうだけど。ここには、いろんな思い出が詰まっているのに。いいの? 」
「ここを譲ったからと言って、思い出が消えるわけじゃない。もう、アドーヌの魂も次のステージに行っているから、ここにはいないよ。それに、地底は魂を弔う場所だ。僕にはぴったりな場所だから」
「そっか。父さんも一緒に来てくれるなら、俺も安心だよ」
ジックニーはランフルクにギュッと抱きついた。
「お爺ちゃん、有難う一緒に来てくれて」
抱き着くジックニーの頭を、嬉しそうに撫でるランフルク。