INFATUATOシンドローム 2



大翔「それでペットねぇ……胡桃ってヤバい性癖でも持ってんじゃね?」


性癖ってなに?

《こういう時は聞き間違いをしない…》


大和「いやぁああああ!!今すぐ解約してきなさい!」


翼「解約って…言い方よ」


大和「俺も行くから!交渉決裂〜に持っていこう!?なっ!」


なんで『交渉決裂〜』でリズミカルになったの?やっぱり大和さん疲れてるでしょ…寝ましょう?

てか寝てください。


大翔「まぁまぁ大和。面白そうだし、イイじゃんこのままでも」


大和「なぁにぃおぉぉおお言ってんだァー!」


スパーンッ!

大翔「痛っ!?」


何かを手に持った大和さんはそれで大翔さんの頭を叩いた

うわぉ、凄いイイ音した!


大翔「おま、なんで殴る!?しかもそのスリッパどっから出てきたんだよ!」


なんと大翔さんの頭を殴るのに使った物はスリッパでした。

ほんとだ、どこから出てきたんだろ?


大和「企業秘密だ!ったく!面白そうとか言って!今度こそ璃夢ちゃんの貞操が…貞操がぁあああああああ!」


さっきから貞操貞操って……何それ?

《☆貞操とは…………職務放棄致します☆》

コラ辞書!!仕事しろ!?


大和「璃夢ちゃん!今から解約に行こうね!お金は俺が出すから!」


璃夢「お金で解決ですか!?」


大和「高校生男子なんて金ありゃ言うこと聞くんだよ!」


そうなの?……私男の子じゃないから分からな〜い。

チラッと翼と雪くんを見てみると


翼「俺は自分で稼いでるから別に要らねぇよ?」


雪「俺の家も別に金に困ってない」


私の視線から感じ取ってくれたのか二人とも答えてくれた。

そうだった!
翼はカブをやってるから儲かってるんだっけ?
雪くんは箱入り坊ちゃんだからお金あるんだっけ?


翼「つーか、胡桃はCHARM社長の息子だぜ?金に目なんか眩まねぇよ」


大和「はっ!そうだった!!」


……やっぱり胡桃先輩の親御さんが社長さんだってことは皆が知ってることなのかな?

胡桃先輩も、『知ってると思うけど』的な感じで言ってたし……私って情報に疎いよね…


大和「じゃあ、もう脅すしかないよ〜」


璃夢「なんで選択肢がそれしかないんですか!?」


もっとあるじゃん!話し合いとか!ご飯あげるとか!


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