INFATUATOシンドローム 2



別にそれは、胡桃先輩がお坊ちゃんだからと言うわけではなく、ただ喜んでもらいたくて作ってたらこうなっただけ


理緒「ねぇねぇハムスターちゃん」


璃夢「?なんですか?」


理緒「今日の放課後も遊びに行かない?」


璃夢「いいですよ!どこに行くんですか?」


ていうか、しばらくは胡桃先輩と一緒に行動するつもりだから聞かなくてもいいのに。


理緒「特に決めて無いけど、どっか行きたい?」


璃夢「うーん…特に無いので胡桃先輩の行きたいところでお願いします」


理緒「俺の行きたいところ?うーん…」


しばらく考えた胡桃先輩は


理緒「じゃあアイスでも食べに行こうか!」


アイス!


璃夢「いいですね!最近暑いですし」


それに食べるのも久しぶりだし!!あっ、お金…500円しか入ってないけど食べられるかな?

アイスっていくらくらい?棒アイスで200円しないよね?






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そして放課後になり、私は胡桃先輩と一緒に繁華街にやってきた。

あ、私達がよく行くゲーセンがある繁華街ね?

荘司さんがいた、ギャルギャルチャラチャラヤンキーの多い繁華街じゃないよ?


理緒「アイス食べるなら、トゥエンティワンかな?あ、でもジェラートも食べたくなってきたな〜」


じぇらーと?

聞き覚えのない言葉が聞こえた。

じぇらーとってなに?ゼリーみたいな?あっ!ゼリーを凍らせたやつってことか!


理緒「ハムスターちゃんはどっちがいい?」


璃夢「僕はどっちでもいいですよ?胡桃先輩はどっちがいいですか?」


理緒「俺?うーん…気分的にはアイスかな〜。じゃあトゥエンティワンでいいね!」


いいね!とぅえんてぃわん!でも


璃夢「とぅえんてぃわんのお店はどこにあるんですか?」


私知らないんだよね。とぅえんてぃわんってお店がどこにあるのか、何が売ってあるのか。



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