INFATUATOシンドローム 2
時は流れ次の日の昼休み
理緒「楽しみだなぁ〜ハムスターちゃんの愛妻弁当!」
【あいさいべんとう】とは?
《☆ 愛妻弁当とは 妻が夫のために作った弁当を指す言い方のこと ☆》
……私たち夫婦じゃないけど…
璃夢「そんなに大したものじゃないんですが…どうぞ」
そう言って私は胡桃先輩にお弁当を差し出した
理緒「ありがとう!」
お弁当を受け取った胡桃先輩は直ぐに包を開けて蓋を開けた
理緒「わぁ!!凄い!食べたかったやつ!」
良かったぁ〜胡桃先輩の食べたいヤツで…!
胡桃先輩に何が食べたいですか?って聞くと【ハンバーグ】【カツ】【唐揚げ】【ミートボール】【角煮】【生姜焼き】などと肉々しいものしか言ってくれなかったから…
とりあえず言ってくれたどれかにしようと思ったんだよね!
私の友達にもいたよねぇ、お肉大好きな子。
璃夢「ちゃんと野菜も食べてくださいね?」
理緒「はーい」
今日はとりあえず今日はハンバーグにした。荘司さんが昨日、ちょうど来たからハンバーグにしたんだ〜
この前、作るって約束したからね
璃夢「じゃあ僕も食べよう」
そう言って私もお弁当箱を開けた
理緒「ハムスターちゃんとおそろいっ……アレ?なんか少なくない?」
璃夢「そうですか?」
私はいつも通りのお弁当におにぎり二つ。
まぁ胡桃先輩のお弁当箱の大きさと内容量に比べれば小さいかもしれないけど、私には十分な量だよ
理緒「もしかして…俺の分があったから自分の量減らしたりしてないよね?」
璃夢「してないですよ?コレはいつも通りの量ですから心配しないでください」
理緒「そう?ならいいんだけど…」
まぁ、私やお母さんのお弁当に比べたら豪華かもしれないけどね?