INFATUATOシンドローム 2



茉莉「どこのメーカー?」


璃夢「え、ごめんなさい。知らないです」


茉莉「じゃあ次会ったときおしえてね!」


じゃあ、次は会う時までにちゃんと確認しとかないとね!て言っても、安物だと思うけどね

それから色々話しながら粉をかけられ、鉛筆?みたいなものが動き、指が触れた


茉莉「はぁい、仕上げにちょっとだけ口開けて?」


璃夢「はい」


何入れられる?てか、ちょっとってどんぐらい?

そう思ってると何かが唇に触れた。


ピクッ

璃夢「っ」


茉莉「ごめんね?あと少しだよ〜」


あ、これ聞いたことある。小さい子供宥める時の言い方だ!!私はちっちゃい子ですか!!


茉莉「ハイ出来た!!目開けていいよ〜」


そう言われたので目を開けてみると……


璃夢「…………コレは」


茉莉「あらあらっ!」




─────────
──────
───


カチャッ


茉莉「お待たせ〜理緒」


社長室に来て早1時間。理緒はソファの上でスマホを弄り時間を潰していた


理緒「遅い。どんだけメイクに時間かかってんの?」


茉莉「だって璃夢ちゃんの肌触り心地いいんだも〜ん!ちょっと時間かけてメイクしちゃった」


理緒「ハムスターちゃんのほっぺがぷにぷにしててもちもちしてることは知ってるんだけど。で?ハムスターちゃんは?」


茉莉「あら?出てきてないわね?」


そう言って茉莉は、扉の方に戻って行った


茉莉「ほらほらー、早く出てっ!」


茉莉が璃夢の腕を引っ張ってどうにか出そうとしている


璃夢「嫌ですよ!!胡桃先輩に見せるなんて聞いてないです!!」


しかし璃夢は頑なに出ようとしない


茉莉「いいじゃない!見せるぐらい!」


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