INFATUATOシンドローム 2
そう思っていたのに……
恭「よう」
ごめん、翼。早速捕まった!
あれから時間は経ち既に次の日。私は勉強しようと放課後の図書館に来ていた。そして一番端っこの席に座った瞬間、日比谷先輩が現れたのだ
恭「ちゃんと紙を見て一人で来たみたいだな」
へっ?紙?一人?
璃夢「なんのことですか?」
恭「はっ?紙見てきたんじゃねぇの?」
紙ってなんの……あっ!もしかして昨日ポケットに突っ込んだアレ?
そう思ってズボンのポケットに手を入れるけど
ゴソゴソッ……ゴソッ
璃夢「………。ごめんなさい、落としちゃったみたいです」
ズボンのポケットには何も入っていなかった。念の為、ブレザーのポケットも確認したけど、あったのはハンカチとティッシュだけ。
恭「はぁぁあああ!?落としたとかマジかよ!俺のメルアドと番号も書いてあったのに!?」
めるあど?番号?
………番号ってもしかして電話の?
恭「個人情報落とすとかマジかよ!」
携帯の番号で間違いないね。えぇ!てかなんで電話番号!?
璃夢「どっちみち僕スマホ持ってないので連絡できませんよ?」
恭「はぁ?スマホじゃなくてもガラケーは持ってんだろ?」
璃夢「ガラケーさえも持ってませんよ?」
恭「はぁ!?んな訳ねぇだろ!?俺に嘘ついていいと思ってんのか!?」
えぇ!なんかキレられた!?なんで!?
恭「………はぁ、もういいや。来たんだからいいとするか…」
何か言いたそうな顔をした先輩だったけど諦めたらしい
恭「単刀直入に言うぜ?ネットにこの写真あげられたくなければ今すぐ学校のトップになろうとするのをやめろ」
ネットに上げられたくなければ学校のトップになろうとするな?
璃夢「なぜですか?」
恭「あ?」
璃夢「何故そんなことを脅してまで?」
頼まなくてもトップならどんと構えておけばいいのに…
あぁ、もしかして………
璃夢「僕に負けるのが怖いんですか?」