INFATUATOシンドローム 2




璃夢「月城先輩は僕のことを妹だと思ってたじゃん?」


翼「だな。」


鷹也「そうなの?」


煌月「そうみたいだな」


玖音「知らなかった」


煌月・鷹也・玖音「「「って、妹!?」」」


雪「仲良しか」


あははっ確かに。三人ともハモること多くなったよね。


璃夢「それで、写真を見せてもらったんだけど」


鷹也「璃夢さんだったんですか!?璃夢さんだったんですか!?」


煌月「落ち着け、黙って聞け。」


璃夢「それだと僕、女の子ってことになっちゃうよ?」


鷹也「それなら尚よし!」


いいの!?しかも尚って!


璃夢「名前も一緒らしいし、写真の妹さんは黒髪ロングだったから、僕と妹さんを重ねてるんじゃないかなって思って」


翼「だったら切っちまおうって思ったわけか…」


璃夢「そういうこと!」


翼「にしても思い切ったよな。ボブくらいでもよかったんじゃね?」


璃夢「あははっ、翼ってばレイカさんと同じこと言ってる」


レイカさん、私の髪切ってる間も
『勿体ないわ〜勿体ないわ〜?ねぇ、やっぱりボブくらいにしない?』って言ってくるの。

その度に『いえ、ショートでお願いします』ってハッキリというの。

そしたら
『うぅ…そう?……切りたくなくなったら言ってね〜?』って言うの…。

だからショートになるまで結構かかったよね



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