INFATUATOシンドローム 2




璃夢「僕の入った部屋がVIPの部屋なんだね!」


扉の上にVIPって書いてあったし!でも、なんでレイカさん私を入れてくれたんだろう?

あ、長くなりそうだったし、予約とかして行かなかったからかな?お手洗い借りた時、お客さんが『予約してた〜〜』って言ってた気がする。

美容院って予約しないとダメだったんだねって思ったもん。ほんと、レイカさんに出会えてラッキーだったよ


翼「VIPに入ったのか!!?」


璃夢「うん!」


翼「マジかァ!いいなぁ〜。俺もVIP入りてぇ」


璃夢「?どうして?」


翼「だってVIP部屋だぜ?内装とか気になるじゃん。それに運よければ有名人に会えたかも知んねぇし!」


ほぉ……じゃあ出る時に有名人らしき人に会ったのは黙っておこう…。

実は、髪を切り終わり、シャンプーしてもらい乾かしてもらっている時に、VIP部屋にサングラスした男の人が入ってきたんだよね


そこまで気にならなくて、鏡みて『短くなったな〜』って思ってたら、雑誌が目に入って…。

そしたらなんと!その雑誌の表紙の人と同じ顔してたんだよ!

まぁ胡桃先輩みたいな一般の人でも雑誌に載ってたりしたから不思議に思わなかったけど…あの人はきっと本物の有名人だったよね



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