INFATUATOシンドローム 2



翼「………お前、頭打ったのか?」


璃夢「至って正常です!」


雪「……まだ気が動転してるんだろう。死にかけたんだし当然だな」


璃夢「至って冷静です!」


翼「うん。さっきから難しい言葉が出てくるからきっと疲れてるな。寝不足だったか?」


璃夢「快眠でした!!」


なんなの!?二人して私をバカにして!確かにバカだけど、バカは伸びしろがあるんだよ!

成長したんだからね!


翼「だいたい、お前月城よりボロボロなんだぞ?それで勝ったは嘘くさい」


璃夢「むぅ…」


なんだよ…友達の言うことが信じられないって言うのか?自分の目で見たことしか信じないって言うのか!?

ぶーぶー。

一人頬を膨らまして拗ねていると


ポンッ
璃夢「っ…?」


月城先輩が私の頭に手を乗せた


龍虎「璃夢の言ってることは本当だ。」


すると月城先輩からもタイマンの結果を話してくれた。

どうだ!これで信じてくれるか!?

そう思い、二人を見てみたが固まったまま動かなくなってしまった


翼・雪「「…………マジ?」」


すると、固まったまま口だけ動かし、二人ともその二文字だけを言った

そして、私の方を見て……


翼・雪「「………………マジ?」」


ともう一度言った。



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