INFATUATOシンドローム 2




鷹也「おはようございまーす!」


璃夢「うん!鷹也くんもおはよう!」


うんうん、二人とも元気だね〜。やっぱり男の子ってみんな朝から元気だよね。

そんなことを思いながら私はカバンの中身を出して、机の中に入れたりしようとした。


璃夢「?」


すると、机の中に何かが入ってることに気がついた。

おかしいな。私、机の中には基本何も入れずに帰るんだけど…教科書とかは全部ロッカーに突っ込んでるし…。

不思議に思って中に入っているものを机の上に出してみた


璃夢「………封筒…」


嫌な予感がした。

バイト先で見た封筒と同じ大きさ。ただ違うのは茶色か白色かの違い。それでもすごく嫌な予感がした。


煌月「どうかしましたか?」


璃夢「あ、ううん!なんでもない!」


私は思わず封筒をもう一度机の中に入れてしまった。

………とりあえず、お昼休みに入ったらトイレに行って見てみよう。

そう決めて、私は煌くんたちと楽しく会話を始めた



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そしてお昼休みに入り、私は封筒を手に持って教室を出ようとした


ガラガラッ

翼「璃夢〜、雨降りそうだから教室で食おーぜー!」


すると、翼と雪くんが私のクラスの教室にやってきた


璃夢「わかった!僕、トイレ行ってくるから先食べてて?」


普段通りの声と表情でそう言い、二人の隣を通り過ぎようとした。……が。


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