INFATUATOシンドローム 2



翼「もしかして…リンちゃん、誰かに狙われてんのか?」


翼は鋭い。私の口から出たのは単語だけだったのに、私の置かれてる状況を当てちゃうんだから。


璃夢「…実はそうなんだ」


翼「マジで?」


そこで私は、二人に…というか煌くんたちも聞きたそうに私の方を見ていたから煌くんと鷹也くん、玖音にも話すことにした







翼「…そんなことになってたんだな…」


雪「それで?犯人に心当たりはあるのか?」


璃夢「それが全くなくて…」


お母さんたちに話した時も、心当たりはないの?って聞かれたけど…ほんとに全くと言っていいほどに思いつかなくて…。


鷹也「それ、絶対ストーカーですよ!」


すると黙って話を聞いていた鷹也くんがそんなことを言い出した。

ストーカーって…よくお母さんがテレビとか新聞見て『怖いわねぇ…』って言ってるやつだよね?


璃夢「………ストーカーの目的ってなんなの?」


もし仮にストーカーだとして、なんのために後をつけたり、連れ去ろうとするの?それが分かれば犯人が見つかりやすくなるかもしれない!



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