INFATUATOシンドローム 2
璃夢「レイカさんにキツイことでも言われた?」
言いそうだもん。レイカさんなら。
《レイカに対して失礼なことしか言っていない》
一体何を言われたんだろうと考えていると時雨は衝撃的発言をした。
時雨「違う!璃夢の所為だよ!」
璃夢「……………………え?」
私の、所為、だと!?
時雨の発言で混乱に陥った私。
えっ、なんでなんで?私何かしたっけ!?あ、食事中に抜け出したから?それとも洗い物の片付けをしなかったから!?
結構思い当たる節があって余計に混乱した。
時雨「うぅ……」
あれぇ!?泣きそうな顔だったけど、もう泣きだしちゃった!?
璃夢「し、時雨!僕が悪かったよ!ごめん!!」
よく理由は分からんけど、心当たりはあるから!
時雨「うぅ…っホントだよっ!璃夢のバカっ!」
璃夢「ごめんね、時雨、ゴメン。」
何に謝ってるのかもう分からないけど、時雨を泣かせちゃったことには変わりない。
私は時雨を抱きしめて頭を撫でた
あぁ今、GWの勉強会の時と同じことしてるな。前も時雨が泣いちゃってさ……。
時雨「っゴメンって言うけどっ…っどうせ、理由わかってないんでしょっ?…っ…」
うわぁ。時雨にはお見通しって?嘘ついてもどうせバレちゃうし、ここは素直に言おう
璃夢「そうだね…。思い当たることが多いから…どれなのか分からなくて…。」
時雨「グスッ…【思い当たること】って言って…っどうせ一つも当たってないだろうけどっ……」
えっ?そこまで言う?絶対当たってるよ?
璃夢「ご飯中なのに暗い話したから?」
時雨「違うっ…」
璃夢「じゃあご飯の途中に散歩に行ったから?」
時雨「それも違うっ…」
璃夢「うーん…じゃあ洗い物の片付けしなかったからだ」
時雨「…………………璃夢のバカっ」
えぇー!全部違ったの!?
璃夢「じゃあっ」
時雨「もういいよ。どうせ当たらないし…」
そう言った時雨はギュッと私を抱きしめる力を強めた。
璃夢「ゴメン、僕は時雨が言う通りバカだから分からない。ゴメンね」
もう何回謝ったか分からないほど私は謝った。