INFATUATOシンドローム 2



ブーッブーッ

荘司「ヤベッ、マジで行かねぇと。イイか?電話に出る時はちゃんと名前確認しろ?んで、ちゃんと電話に出るんだぞ?イイな?じゃあ勉強頑張れよ!」


マシンガントークをした荘司さんは、私の頭を撫でてから走って繁華街の方に戻って行った

走っていく荘司さんの後ろ姿を見て疑問に思った


璃夢「…………ホント、なんの仕事してるんだろ?」


わざわざプライベート用と仕事用でスマホを分けてることも不思議だし、何より電話する時の荘司さんの声がいつもと違ったのが気になる…

翼のマンションに向かってる途中も考えていたけど結局分からないものは分からなかった



ピンポーン

マンションに着いたので、ここに来た時に教えて貰ったとおりチャイムを押した

ふと、今何時なのだろうと思って荘司さんのスマホの電源ボタンを押して時計を見てみると


14:30と書いてあった……


璃夢「あちゃ〜。大方2時間外をウロウロしてたってこと?」


気分転換にはなったけど、かなり長すぎたね。こりゃ反省反省


璃夢「……………あれ?」


チャイムを押してから時間が経ったけど翼がドアを開けてくれる気配がない。


璃夢「……もしかして…帰ってくるなってこと?」


そ、そんなぁ!勉強放棄したわけじゃないよ!!ちょっと迷子になっちゃってただけなんだよ〜!


ピンポンピンポンピンピンピンポピンポーン!

時雨のようにピンポン連打をする。


うわぁぁああん!ごめんなさい!ごめんなさい!ちゃんとお勉強するから!


そう思いながらピンポン連打しているけど……

モニターからは何も聞こえない……出てこない。


璃夢「うっ…うぅ…」


私、かなりショックを受けたよ?

ショボーンとして、若干涙目になっていると


「っ、璃夢!!」


後ろから私を呼ぶ声がして振り向いた


ギュッ

しかし振り向いた途端に誰かに抱きつかれた


璃夢「えっ?………時雨!?」


私に抱きついているのは時雨だった。しかもその表情は泣きそうだ


璃夢「どうしたの!時雨!泣きそうな顔して…誰かにいじめられた?」


私がいない間に一体何が…?…はっ!もしかして!翼にいじめられた?いや、翼はそんなことしないよね……。

わかった!


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