INFATUATOシンドローム 2


雪『そんなことないだろ。』


璃夢『あるよ』


まぁお金は使うためにあるんだから良いけどね、高校生なんだから自分のために使わないと!

そのお金がどこから出てきてるかは知らないけどね…?

《深く知らない方が幸せだということもある》


キュッ

璃夢『よーし!これで終わりっ!』


因みに今の今まで私は会話をしながら洗い物をして、オーブンの掃除まで終わらせたのだ!

もちろん、翼や雪くんも手伝ってくれたし、煌くんと鷹也くんがオーブンの掃除まで手伝ってくれたおかげなんだけどね。


璃夢『オーブンの掃除まで手伝ってもらってごめんね?』


ごめんね、オーブンの掃除に関しては私の完全なるワガママでした…。付き合ってくれてありがとう


煌月『大丈夫ですよ!どうせ掃除の時間オーブンの中なんて誰も掃除しませんし』


それはそれで困るんだけど…でも確かに、オーブン予熱する前にもお焦げがたくさん落ちてたような…。


鷹也『そっすよ!それに俺たちが次使う時、このオーブンたちだったら調理実習したくなくなりますもん!』


うんうん、それはそうだよね!あとの人のこと、そして自分が嫌なことをしないっていうその気持ちすごく大事!素敵な考えだよね!


璃夢『二人も手伝ってくれてありがとうね?』


今度は関係ないのに手伝ってくれた翼と雪くんにもお礼を言う。


雪『別に。』


翼『全然〜。そんなことより飯食おうぜ?俺めちゃくちゃ腹減ってんだけど…』


璃夢『あ、ゴメンゴメン!じゃあ、はいっ!先にカップケーキ!』


翼『おっ!サンキュー!いっただきまーす!』


そう言って袋からカップケーキを取り出し、パクパクと食べ始めた


雪『もう食うのかよ』


翼『おぉ!ほれめっはうはい!んぐっ!はぁ美味かった!』


雪『食べるの早いかよ』


ホント、結構大きかったのに!すごいお腹すいてたんだね。


璃夢『二人とも先に屋上に行ってて?お弁当取ってくるから』


翼『おー、先に食べてるぜー』


そう言って二人は家庭科室を出ていった


鷹也『ホント、あの二人は璃夢さんのこと大好きだよな』


煌月『だな。しかも結局先に屋上行くんだし。』


璃夢『あ、ホントだね!』


確かにただただ、洗い物手伝ってくれただけみたいになっちゃってる!

昨日のうちに、今日は調理実習あるから先にお弁当食べてていいよって言ったのに…もしかして、最初から手伝うつもりで来てくれてたのかな?またあとでもう一回ありがとうって言わなきゃだね


鷹也『じゃあ教室戻りましょうか!』


璃夢『うん!』


そして私たちも家庭科室を後にし、教室に戻った





璃夢『あ、雪くんにもカップケーキ渡そうと思ってたのに!』


教室に戻る途中に思い出してよかった!


鷹也『雪にもあげるんですか?』


璃夢『うん!翼にあげたのに雪くんにあげなかったら不公平でしょ?』


煌月『でも家庭科の授業はあるんだし、璃夢さんがあげる必要もないと思いますけどね』


あ、そっか!みんなもあるんだったよね!

じゃあ雪くんも別にいらないかな?うーん……分からないから持って行ってみてその時に決めよう!

ガラガラッ

『あっ!魁!!』


教室に入る何故か潤んだ瞳のクラスメイトたちが私たちを見ていた
< 87 / 577 >

この作品をシェア

pagetop