冷徹騎士団長の淑女教育
クレアにとって、恵まれない境遇から救い出してくれたアイヴァンは恩人だ。

少しでも彼の役に立ちたいし、好かれたいと思っていた。

だが、現実は真逆だった。クレアはアイヴァンにとって足手まとい以外の何ものでもなく、どう転んでも好かれているようには思えない。




重苦しい気持ちのまま、クレアは一夜を明かした。

そして翌日からもアイヴァンは毎日クレアのもとを訪れ、手厳しく勉強やマナーを仕込んでいったのである。
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