約束~悲しみの先にある景色~
「春馬あぁああぁっっ………ひっひっひっ……し、白いカレーっっ……!あーお腹痛いいっ……」
ベッドの上で、楽人さんは身をよじりながら大爆笑していた。
それを見て思わず、私も笑みが溢れてしまった。
「あー2人共ごめんなさい、電話の声うるさかったですよね?……ヒョン、何笑ってんですか」
いつだったか敬語が苦手だと言っていた通り、何となく変な日本語を使いながら、電話を切って私の部屋に戻って来た彼はじとりと楽人さんを睨みつけた。
「くっくっくっ…………え?別に笑ってないけどどうしたの?……て言うかそれより、何で僕を此処に呼んだの?瀬奈ちゃんも知りたがってるよ」
ここぞとばかりに、私も頷く。
「え?…俺言ってなかったですか?嘘、じゃあヒョンちょっとこちらに……そんなに怖がらなくて大丈夫です俺変態じゃありませんから!」
すると、トユンさんは慌てた様に楽人さんの手を引っ張って部屋の外に出て言ってしまった。
廊下からは会話の全貌は聞き取れないものの、
「え、その為に僕を呼んだの?」
「お願いします、後でアイス買ってきてあげますから!」
「別にアイスなんて欲しくないもん僕」
「この前俺の大事なマカロン食べましたよねヒョン、あれの貸しを返してくれないんですか」
ベッドの上で、楽人さんは身をよじりながら大爆笑していた。
それを見て思わず、私も笑みが溢れてしまった。
「あー2人共ごめんなさい、電話の声うるさかったですよね?……ヒョン、何笑ってんですか」
いつだったか敬語が苦手だと言っていた通り、何となく変な日本語を使いながら、電話を切って私の部屋に戻って来た彼はじとりと楽人さんを睨みつけた。
「くっくっくっ…………え?別に笑ってないけどどうしたの?……て言うかそれより、何で僕を此処に呼んだの?瀬奈ちゃんも知りたがってるよ」
ここぞとばかりに、私も頷く。
「え?…俺言ってなかったですか?嘘、じゃあヒョンちょっとこちらに……そんなに怖がらなくて大丈夫です俺変態じゃありませんから!」
すると、トユンさんは慌てた様に楽人さんの手を引っ張って部屋の外に出て言ってしまった。
廊下からは会話の全貌は聞き取れないものの、
「え、その為に僕を呼んだの?」
「お願いします、後でアイス買ってきてあげますから!」
「別にアイスなんて欲しくないもん僕」
「この前俺の大事なマカロン食べましたよねヒョン、あれの貸しを返してくれないんですか」