もののけ会社と甘いキス。

あんなに怖くて嫌だった
社長との食事が今は、ドキドキと高鳴っていた。

恥ずかしくて、照れくさい。

どんな顔をして会えばいいのかしら?

ドキドキとしながらエレベーターで最上階まで
上がるとレストランの中に入った。

店員さんに案内され夜景が一望出来る
VIP席に連れて行かれる。

すると社長の姿が見えた。
だが何だか物凄くムスッとした表情していた。

えっ?
何で機嫌が悪いの!?

「あの……お待たせしました。
遅くなって申し訳ありません」

「遅い。女の買い物は、いつまで
かかっているんだ!?
俺を待たせるとは、いい度胸をしているな?」

謝るが、凄い剣幕で怒られてしまった。

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