暴走族彼氏
「・・・スー・・・・。」



寝てんのかよっ!?


「マジか・・・。」


オレがどんだけがんばって言ったと思ってんだコイツは。


こんなに本気で考えて言ったのなんか初めてなんだよっ。


もったいねーコトしてやんの、亜由。



「んー・・・・。」


亜由があんまり無防備な顔で寝てるもんだから、起こす気にもなれない。



「襲うぞコラ。」


オレは亜由に聞こえないくらいの声でつぶやいた。



ほんと、こんなトコで寝んなよなー・・・。

オレの気も知らないで。



ぜってー他の男の家には入れられないな。


オレが我慢出来るとでも思ってんのか~?




でも




「これくらいは許せよ。」




―チュ




オレは亜由をベッドに寝かして、そっとキスをした。


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