月夜の砂漠に一つ星煌めく
止める声が聞こえて、顔を上げて見ると、アリアが荷台の上から、叫んでいた。
「我々は、次の場所に行かねばなりません!来て頂いても、無駄足を取らせるだけです!」
自分の頭を、激しく横に振った。
「そんな事はない!!」
精一杯叫んで、死に物狂いで、坂道を駆け上がった。
一行が進んでいる道に出ると、すぐ後ろにみんなの姿が見えた。
「王子!」
「ジャラール王子!」
みんなが、馬車から降りて来てくれた。
「わざわざ、見送りに来てくれるなんて。」
「ボルーボさん……」
「他の国の王族に、そんな人はいなかった。」
隣で、サラサさんが泣いていた。
「ジャラール王子。」
奥からトルトさんが、やってきた。
「王族の方とは露知らず、数々のご無礼、お許しください。」
すると周りにいた舞踏団の人達も、次々と頭を下げて行く。
「いいんだ。いいんだ!」
「でも……」
「謝らないでくれ!」
「我々は、次の場所に行かねばなりません!来て頂いても、無駄足を取らせるだけです!」
自分の頭を、激しく横に振った。
「そんな事はない!!」
精一杯叫んで、死に物狂いで、坂道を駆け上がった。
一行が進んでいる道に出ると、すぐ後ろにみんなの姿が見えた。
「王子!」
「ジャラール王子!」
みんなが、馬車から降りて来てくれた。
「わざわざ、見送りに来てくれるなんて。」
「ボルーボさん……」
「他の国の王族に、そんな人はいなかった。」
隣で、サラサさんが泣いていた。
「ジャラール王子。」
奥からトルトさんが、やってきた。
「王族の方とは露知らず、数々のご無礼、お許しください。」
すると周りにいた舞踏団の人達も、次々と頭を下げて行く。
「いいんだ。いいんだ!」
「でも……」
「謝らないでくれ!」