オレ様御曹司 と 極上KISS
◇
「失礼します。」
専務室のドアをノックすると中から
「どうぞ。」
と声が聞こえた。
思ってたより高くて心地いい声。
内示が出てから1週間で経理課の引き継ぎもやった。
その後、秘書室に移動してから1週間研修もやった。
もう完璧だと秘書室の室長である里田さんにも言われた。
これで、わたしも立派にやっていける・・・はず?
おそるおそるドアを開けてみる。
「専務、本日より専属秘書をさせていただきます一条なおです。
よろしくお願いします。」
深々と頭を下げる。
「いいから。顔上げて。」
その声に促され、おそるおそる顔を上げるとそこには・・・
超絶イケメンが立っていた。
佳那が言ってた意味がわかった。
一見芸能人かとも見まごうほどの整った顔立ち。
小さなその頭部と180cmくらいあるだろうと思われるその高身長。
くっきりした二重に縁取られたその瞼の下にある眼光は鋭い。
仕事ができる男であることを物語っている。
「失礼します。」
専務室のドアをノックすると中から
「どうぞ。」
と声が聞こえた。
思ってたより高くて心地いい声。
内示が出てから1週間で経理課の引き継ぎもやった。
その後、秘書室に移動してから1週間研修もやった。
もう完璧だと秘書室の室長である里田さんにも言われた。
これで、わたしも立派にやっていける・・・はず?
おそるおそるドアを開けてみる。
「専務、本日より専属秘書をさせていただきます一条なおです。
よろしくお願いします。」
深々と頭を下げる。
「いいから。顔上げて。」
その声に促され、おそるおそる顔を上げるとそこには・・・
超絶イケメンが立っていた。
佳那が言ってた意味がわかった。
一見芸能人かとも見まごうほどの整った顔立ち。
小さなその頭部と180cmくらいあるだろうと思われるその高身長。
くっきりした二重に縁取られたその瞼の下にある眼光は鋭い。
仕事ができる男であることを物語っている。