オレ様御曹司 と 極上KISS
「何?その顔?俺の顔、何かついてる?」
意地悪そうな笑みを浮かべた。
その顔もイケメン・・・。
ん?なんか見たことある?
一瞬デジャヴを見たような気になる。
「いえ・・・。」
思わず口ごもる。
「一条さん、俺の名前知ってる?」
「え?あの・・・それは・・・。」
そういえば・・・知らないかも・・・。
「まぁ、俺が教えるなって言っておいたからな。当然だけど・・・。
これから上司になる人間の名前も知らないなんて初日から秘書としてダメなんじゃないの?
ちゃんとしてくれないと困るから。」
「はい。すみません。」
何?この人。超オレ様・・・?
そりゃ名前も知らないわたしが悪いけど・・・。
「以後気をつけます。
恐縮ですが・・・専務のお名前を・・教えて頂いてもよろしいでしょうか・・・。」
おそるおそる顔を上げて専務を見上げると、サッとポケットから名刺ケースを取り出した。
そして目の前に差し出されたその名刺には・・・。
『KN商事
専務 久遠翔《くおんはると》』
え? 久遠・・・翔・・・?
「やっと思い出したか?一条なお。
これからこきつかってやるからよろしくな。」
唖然として名刺から顔をあげ、その男を見つめるわたしを、不敵な笑みを浮かべて久遠翔は見下していた。
意地悪そうな笑みを浮かべた。
その顔もイケメン・・・。
ん?なんか見たことある?
一瞬デジャヴを見たような気になる。
「いえ・・・。」
思わず口ごもる。
「一条さん、俺の名前知ってる?」
「え?あの・・・それは・・・。」
そういえば・・・知らないかも・・・。
「まぁ、俺が教えるなって言っておいたからな。当然だけど・・・。
これから上司になる人間の名前も知らないなんて初日から秘書としてダメなんじゃないの?
ちゃんとしてくれないと困るから。」
「はい。すみません。」
何?この人。超オレ様・・・?
そりゃ名前も知らないわたしが悪いけど・・・。
「以後気をつけます。
恐縮ですが・・・専務のお名前を・・教えて頂いてもよろしいでしょうか・・・。」
おそるおそる顔を上げて専務を見上げると、サッとポケットから名刺ケースを取り出した。
そして目の前に差し出されたその名刺には・・・。
『KN商事
専務 久遠翔《くおんはると》』
え? 久遠・・・翔・・・?
「やっと思い出したか?一条なお。
これからこきつかってやるからよろしくな。」
唖然として名刺から顔をあげ、その男を見つめるわたしを、不敵な笑みを浮かべて久遠翔は見下していた。