オレ様御曹司 と 極上KISS
まわりが明るいことに気づき目覚める。

どうやら、ipadを見ながら寝落ちしてしまったらしい。

リビングでそのまま寝てしまっていたわたしはシャワーを浴びてからおなかが減っていることに気づき、サンドイッチをつくって服を着替えて出勤した。

食べる時間あるかわからないけど・・・
まだ時間早いから翔が来てなければ食べられるし・・・


ところがそんな考えは甘くて会社に入ると、すでに翔は出勤しており、

「おそい。」

と言われた。

「すみません。専務は何時からいらっしゃったんですか?」

くそーっ。
自分が翔より遅くきてしまったことに負けた気分になる。

「俺はだいたいいつも7時半には来てるから。」

そのままPCとにらめっこを続ける。

なら、明日からは7時に来てやる。

「あの・・・。専務朝ごはんは?召し上がりましたか?」

「あー。食べてないけど?」

「いえ、あの・・・。
朝出る前に軽くサンドイッチをつくってきたんですけど・・・。
召し上がりますか?」
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