オレ様御曹司 と 極上KISS
急いで戻ると翔が珍しく焦っていた。
「俺、常務になんかしたかな?
なんで怒ってんのかわからねぇんだけどな。」
あそこの常務が怒るとすれば・・・。
「あの・・わたし心当たりがひとつ・・・。
2週間前に食事された時にたしか、お庭で盆栽をされてるとかおっしゃって、専務が一度見せてくださいとおっしゃってたと思うんですけど・・・。
一向に見にこないからと怒ってらっしゃるのでは?」
「は?まだ2週間しか経ってないのに普通怒るか?」
「バードマークの永井常務は短気で有名です。
前任者もそれで泣かされてます。」
「・・・・。」
「永井専務は雄笑堂の豆餅が大好物です。
それを持ってお伺いするのはどうでしょう?」
「よし。それで行こう。」
その後
永井常務に豆餅をお渡しして、盆栽は週末に自宅に伺いますと翔が言うと、途端に上機嫌になった。
よかった。なんとか機嫌は治ったらしい。
帰りの車の中ではめずらしく翔が
「ありがとう。」
と照れながら言った。
いつもオレ様オトコなのに照れてお礼を言われるとどう反応したら良いかわからず困ってしまった。
「週末は当然お前も永井常務の家に同行だぞ。わかってるな?」
やっぱり・・・?
そうだよね・・・。
「はい。」
「俺、常務になんかしたかな?
なんで怒ってんのかわからねぇんだけどな。」
あそこの常務が怒るとすれば・・・。
「あの・・わたし心当たりがひとつ・・・。
2週間前に食事された時にたしか、お庭で盆栽をされてるとかおっしゃって、専務が一度見せてくださいとおっしゃってたと思うんですけど・・・。
一向に見にこないからと怒ってらっしゃるのでは?」
「は?まだ2週間しか経ってないのに普通怒るか?」
「バードマークの永井常務は短気で有名です。
前任者もそれで泣かされてます。」
「・・・・。」
「永井専務は雄笑堂の豆餅が大好物です。
それを持ってお伺いするのはどうでしょう?」
「よし。それで行こう。」
その後
永井常務に豆餅をお渡しして、盆栽は週末に自宅に伺いますと翔が言うと、途端に上機嫌になった。
よかった。なんとか機嫌は治ったらしい。
帰りの車の中ではめずらしく翔が
「ありがとう。」
と照れながら言った。
いつもオレ様オトコなのに照れてお礼を言われるとどう反応したら良いかわからず困ってしまった。
「週末は当然お前も永井常務の家に同行だぞ。わかってるな?」
やっぱり・・・?
そうだよね・・・。
「はい。」