オレ様御曹司 と 極上KISS
◇
「来週金曜日マーキュリーコーポレーションの社長就任パーティあるから用意しとけよ。」
ある日の昼下がり、この日は社長と会議の予定だったが、社長がまだ帰社しておらず、待ちぼうけをくらっていた翔はめずらしくデスクの大きな椅子にドカッと座ってわたしがいれたコーヒーを飲んでいた。
「用意・・・ですか?」
専務が好きな和菓子をコーヒーの横に出したお盆を脇にかかえたままわたしは戸惑った。
「わかってねぇな。
パーティ用ドレスがいるってことだよ。」
「は、はぁ・・・。」
パーティ用ドレス・・・?
そんなんどうしたら・・・?
「おまえ今日の夜空いてる?」
「え?あ、はい。」
「なら、今日はこの会議のあと予定なかっただろ?
俺が会議終わるまで帰らず待っとけ。」
「え?あの・・・」
どういうことか聞こうとしたら、社長から翔に連絡が入った。
『わかりました。行きます。』
スマホに向かって返事をしながらドアを開けて出て行ってしまった。
はぁ・・・仕方ない。
名刺と資料の整理するか・・・。
「来週金曜日マーキュリーコーポレーションの社長就任パーティあるから用意しとけよ。」
ある日の昼下がり、この日は社長と会議の予定だったが、社長がまだ帰社しておらず、待ちぼうけをくらっていた翔はめずらしくデスクの大きな椅子にドカッと座ってわたしがいれたコーヒーを飲んでいた。
「用意・・・ですか?」
専務が好きな和菓子をコーヒーの横に出したお盆を脇にかかえたままわたしは戸惑った。
「わかってねぇな。
パーティ用ドレスがいるってことだよ。」
「は、はぁ・・・。」
パーティ用ドレス・・・?
そんなんどうしたら・・・?
「おまえ今日の夜空いてる?」
「え?あ、はい。」
「なら、今日はこの会議のあと予定なかっただろ?
俺が会議終わるまで帰らず待っとけ。」
「え?あの・・・」
どういうことか聞こうとしたら、社長から翔に連絡が入った。
『わかりました。行きます。』
スマホに向かって返事をしながらドアを開けて出て行ってしまった。
はぁ・・・仕方ない。
名刺と資料の整理するか・・・。