オレ様御曹司 と 極上KISS
◇
「あなた・・・なに?
翔のマンションにまで入り浸ってるの?」
その金曜日は翔の会議のあと重役たちの食事会があり、わたしは帰ろうかと思っていたのだが、翔はそれを許してはくれずマンションで待つようにいわれた。
「絶対待ってろよ。
帰ったら許さねぇからな。」
翔は会議の前にカードキーを渡しながらわたしにキスをしてまたわたしをメロメロにする。
翔にキスされたらいやだなんて言えるわけない・・・。
ほらこうしてわたしを離れられなくしていく・・・。
ずるい・・・。
そしてわたしは言われたとおり、翔のマンションで待つしかないとマンションにやってきたが、マンションのホールに入ろうとしたとき、背が高く髪の長い女性に声をかけられたというわけだ。
「な、内藤さん!」
やっぱり、ほんとだったんだろうか?
内藤さんが元カノというのは・・・?
それとも今でも関係は続いている・・・?
頭を整理しながら言葉を紡ぎだす。
「いや、あの・・・専務に書類を持ってくるようにいわれたので持ってきただけです。
コンシェルジュに渡したらすぐに帰りますよ。」
「あなた・・・なに?
翔のマンションにまで入り浸ってるの?」
その金曜日は翔の会議のあと重役たちの食事会があり、わたしは帰ろうかと思っていたのだが、翔はそれを許してはくれずマンションで待つようにいわれた。
「絶対待ってろよ。
帰ったら許さねぇからな。」
翔は会議の前にカードキーを渡しながらわたしにキスをしてまたわたしをメロメロにする。
翔にキスされたらいやだなんて言えるわけない・・・。
ほらこうしてわたしを離れられなくしていく・・・。
ずるい・・・。
そしてわたしは言われたとおり、翔のマンションで待つしかないとマンションにやってきたが、マンションのホールに入ろうとしたとき、背が高く髪の長い女性に声をかけられたというわけだ。
「な、内藤さん!」
やっぱり、ほんとだったんだろうか?
内藤さんが元カノというのは・・・?
それとも今でも関係は続いている・・・?
頭を整理しながら言葉を紡ぎだす。
「いや、あの・・・専務に書類を持ってくるようにいわれたので持ってきただけです。
コンシェルジュに渡したらすぐに帰りますよ。」