オレ様御曹司 と 極上KISS
2日間をもんもんとマンションで過ごす。

こんなときに限って週末接待ゴルフの予定も何もない・・・。
ゴルフくらいあってくれれば気もまぎれただろうに・・・。


そして月曜日、重たい腰を上げて出勤すると、すでになおは来ており、熱々のコーヒーとサンドイッチがでてきた。

「おはようございます。専務」

他人行儀な挨拶・・・。
表情は硬いまま。

「おはよう。」

俺だって同じ。
PC作業に没頭するふりをしてなおの顔は見なかった。

どう接したらいいかわからない・・・。

俺のことどう思ってる?
どうやったら俺の前で笑ってくれる?


とりあえず今日一日の仕事をこなす。

仕事は待ってくれない。

俺はKNグループを背負っている身。
私的な理由で仕事を怠るわけにはいかない。

それは、小さいころから親父の背中を見て育ってきた俺にとってはあたりまえのこと・・・。

大企業を背中にしょっているとはそういうことなのだ。

その日は夕方から会議で、終わって専務室に戻ると、なおはもう帰っていた。


はぁ・・・。
つらい・・・。
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